EAST MiamiをBlackstoneが取得|ブリッケル成長を象徴する最新投資ニュース

September 26, 2025

マイアミ・ブリッケルのスカイラインを見上げると、ひときわ存在感を放つ EAST Miami。その象徴的なホテルが、新しいオーナーを迎えることになりました。

高層ビルが立ち並ぶ金融街の中心で人気を集めてきたこのホテルを、世界的な投資会社 Blackstone Real Estate が取得したのです。観光客から地元住民までに親しまれてきたランドマークが、いま新たな章を開こうとしています。

近年のブリッケルは、金融拠点としての地位に加え、人口や雇用の拡大、文化・エンターテインメントの融合によって、全米でも注目度を高めています。そんなエリアの中心にある EAST Miami の売買は、単なる不動産取引ではなく「マイアミの未来」を映し出す出来事といえるでしょう。

本記事では、ホテルの特徴、取引の経緯、ブリッケルの成長背景、そして市場へのインパクトを、最新のマイアミニュースとしてお伝えします!

EAST Miamiとは ─ Brickell City Centreの象徴的ホテル

EAST Miamiは、マイアミのブリッケル地区に位置する39階建て・352室の高級ホテル。開発を手がけたのは、香港を拠点とする大手不動産開発会社 Swire Properties。2016年に完成したこのホテルは、総合複合施設 Brickell City Centre の中核をなす存在として、街のランドマークとなっています。

施設内には、アジア料理を提供するレストランや洗練された客室が整備されているほか、特に地元で有名なのがルーフトップバー 「Sugar」。マイアミの夜景を一望できる開放的な空間は、観光客だけでなく地元の住民やビジネスパーソンにも人気を集めています。

また、EAST Miamiはビジネス拠点としての機能も強く、金融街ブリッケルに隣接する立地から、出張客やイベント利用の需要を広く取り込んできました。こうした背景から、ホテルは単なる宿泊施設ではなく、ブリッケルの「観光」と「ビジネス」を結びつけるハブ的存在としての役割を果たしています。


この数年間で所有者が移り変わってきたEAST Miamiですが、運営の安定と収益性の向上により、物件としての競争力を一層強めてきました。特にTrinityとCertaresの下では、純営業利益が60%以上伸び、ブリッケルという立地の強みを証明しました。

そして2025年、世界的な投資会社Blackstoneがこの資産を取得したことは、EAST Miamiが単なるホテルではなく、長期的に資産価値を維持・成長できる物件であることを示しています。急成長を続けるブリッケルに根差したこのホテルは、都市発展と投資機会を象徴する存在となっています。

所有の変遷(時系列)

  • 2016年:Swire PropertiesがBrickell City Centreの一部としてEAST Miamiを開発。
  • 2021年:Trinity InvestmentsとCertares Real Estate Managementが**1億7,400万ドル($174M)**で取得。
  • 2021年以降:Trinity & Certaresの運営下で、ホテルの純営業利益が60%以上増加。
  • 2025年9月:Blackstone Real Estateが取得。Miami-Dade郡の登記記録によれば**1億4,780万ドル($147.8M)**で売買。

Blackstoneの戦略 ─ ブリッケルに投資する理由

今回の買収について、Blackstone Real Estateのシニアマネージングディレクター、Scott Trebilco氏はこう語っています。

「ブリッケルは雇用や人口が増え、文化や娯楽の要素も加わって、とてもダイナミックに成長している。EAST Miamiはその魅力を象徴する存在だ」。

Blackstoneはここ数年、成長都市のライフスタイルホテルに重点的に投資しており、観光とビジネスが交わるブリッケルはまさにその戦略にぴったりの場所です。今回のEAST Miamiの取得は、マイアミ市場に対する同社の姿勢をさらに強く示すものだといえるでしょう。

また、ブリッケルは単なる金融街にとどまらず、レストランや文化施設、レジャーの選択肢が集まり、多面的に発展しているエリアです。Blackstoneはこうした都市の進化をチャンスととらえ、長期的な成長性に大きな期待を寄せています。

市場へのインパクト ─ 投資家が注目すべきポイント

BlackstoneによるEAST Miamiの取得は、ブリッケルの成長を映す象徴的な取引となりました。世界的な投資会社が選んだこと自体、このホテルの資産価値と地域の将来性を裏付ける動きといえます。今後、運営方針の刷新やブランド強化が進めば、EAST Miamiはさらなる成長を遂げる可能性があります。
投資家にとって注目すべきは、「安定収益」と「都市成長ポテンシャル」の両立です。観光とビジネス需要を背景に安定した稼働が見込める一方で、ブリッケルというエリア全体の進化が長期的な価値を押し上げていくからです。今後のリブランドの有無や運営戦略は、ホテル単体のみならずBrickell City Centre全体の競争力にも影響を与えるでしょう。

マイアミは今や、全米でも最も注目される成長都市の一つです。EAST Miamiの動向を追うことは、単に一つのホテルを見るだけではなく、マイアミの都市未来を見ることにつながるのです。


物件概要:EAST Miami

取引経緯:
 ・2021年:Swire → Trinity & Certaresへ 1億7,400万ドルで売却
 ・2025年:Blackstoneが取得(登記記録:1億4,780万ドル)

所在地:Brickell City Centre(マイアミ・ブリッケル)
階数:39階建て
客室数:352室
開業:2016年(Swire Propertiesによる開発)
特徴:ルーフトップバー「Sugar」、Brickell City Centre内の中核施設

Rie Nakai,

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