【マイアミ最新情報】10億ドル規模の再開発プロジェクト、サウスプレイスシティセンター!
June 2, 20242031年にオープン予定の大規模プロジェクト。総予算10 億ドルをかけてサウスランドモールが再建設され、南マイアミでの新都市開発プロジェクト「サウスプレイスシティセンター」として新しく生まれ変わります。このプロジェクトはかつてのサウスランドモールの敷地に建設されるもので、キューバ系アメリカ人オーナー、オマー・ロドリゲスが手掛けたプレシデンテスーパーマーケットが設立されることでも注目のプロジェクト。今回の記事では、この新たな開発プロジェクトの背景、プレシデンテスーパーマーケットの特色、そして地域への影響について詳しく探っていきます。
サウスプレイスシティセンターの登場
南マイアミ・デイド郡に位置するサウスランドモールは、1960年にオープンし、数々の変遷を経てきました。特に1992年のハリケーン・アンドリューによる甚大な被害からの復興は、地域の歴史における重要な出来事だったでしょう。しかし、時代の流れと共に、このショッピングモールも新たな進化を遂げることとなります。都市小売物件を手掛けるアーバン・リテール・プロパティーズは、サウスランドモールを98エーカーの広大な複合施設「サウスプレイスシティセンター」に再開発する計画を発表。このプロジェクトはこれから7年の歳月をかけて段階的に完成の予定で、商業施設、レストラン、住居、緑地などが集結する巨大な施設に生まれ変わります。
プレシデンテスーパーマーケットの役割・全体像
このプロジェクトの第一歩として、プレシデンテスーパーマーケットがアンカーテナントとしてオープンします。プレシデンテスーパーマーケットは、1990年にオマー・ロドリゲスによって設立されたヒスパニック系最大級のスーパーマーケットチェーンであり、現在フロリダ州マイアミからオーランドにかけて40以上の店舗を展開しています。本プロジェクトでは、敷地面積約25,000平方フィートの広さを有し、350戸のアパートメントを含む8階建ての建物の中心に開発される予定です。サウスプレイスシティセンターでは約4,500戸の新しい住居ユニット、タウンスクエアの緑地エリア、自転車や歩行者用のトレイル、ホテル、階段状のコミュニティアンフィシアターやバンドシェルなどが整備される予定です。また、湖や歩行者橋、新たなマイアミデイド急行バス停への接続、さらには多彩な小売店やレストランなどの開発も決まっており、南マイマミの新たなスポットとして今後も目が離せません。
プレシデンテスーパーマーケットと地域の連携と投資としての魅力
本プロジェクトを監修したアーバン・リテール・プロパティーズのCOO、ポール・モッタ氏は、「小売業者は ‘リブ(LIVE)・ワーク(WORK)・ショップ(SHOP)・プレイ(PLAY)’ が揃った総合的なコミュニティを求めています。サウスプレイスシティセンターは、訪問者、地域への活性化、当テナントにとって、それらの理想を叶えるに相応しい場所となることでしょう。プレシデンテをアンカーテナントという重要な位置に据え置くということで、このプロジェクトのビジョンにより具体性を持たせ、既存の小売業を戦略的にもカバーします。」と述べています。サウスプレイスシティセンターの誕生は、投資にとって大きな魅力を秘めており、この地域は近年住宅需要の高まりが見られるエリアで、当プロジェクトにより更なる需要を見込め、非常にポテンシャルのあるエリアといえます。近隣エリアで物件をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください!
サウスプレイスシティセンターの開発は、南マイアミ・デイド郡に新たな活気と魅力をもたらすことでしょう。プレシデンテスーパーマーケットをはじめとする多彩なアメニティと住居、商業施設が一体となったこのプロジェクトは、未来の都市生活の新たなモデルケースとなること間違いありません。都市生活の理想形を追求する「サウスプレイスシティセンター」にぜひ注目してみてくださいね。今回の記事が、皆さんのマイアミの不動産市場や都市開発への関心を高め、可能性を感じていただける一助となれば幸いです。次回もまた、最新の情報をお届けしますのでお楽しみに。
Rie Nakai,