フロリダ不動産の超富裕層市場に新展開|Six Fisher IslandにSTARR Restaurants参画
February 19, 2026
日本の2月といえばバレンタイン。デパ地下の特設で、普段は選ばないチョコに手が伸びたり、自分への「ごほうび」を口実に少し良い箱を選んだり。寒いのに、気分だけ先に甘くなる月です。
一方のマイアミは、2月に入ると食の話題が一段濃くなります。代表格が South Beach Wine & Food Festival。2026年は2月19日〜22日開催と案内され、海辺のテイスティングやシェフのコラボ、夜のカクテルまで、食を軸に街が動きます。
この「食が体験をつくる」空気感のなかで、前回取り上げた Six Fisher Island (以下、Six)に新しい動きが出てきました。発表されたのは、館内の食体験を担う運営パートナーとして STARR Restaurants が参画するという話です。
超高級レジデンスの勝負は、豪華な建物だけでは決まりません。「どんな日常が回るのか」まで含めて価値になる。今回はその部分を、いっしょに追っていきましょう。
ダイニング運営パートナー:STARR Restaurants

前回記事では、Fisher Islandという「隔絶された島」の空気感やクラブ文化、そして限定戸数の希少性を中心に追いました。今回はその延長線上で、暮らしの中身に直結するアップデートです。Six のダイニング体験を監修するのは、STARR Restaurants。率いるのは James Beard Award(ジェームズ・ビアード賞)を受賞したStephen Starr氏です。この賞は、いわゆる飲食業界のアカデミー賞に近いもの、と言うとイメージしやすいかもしれません。アメリカ全土でクリエイティブなレストラン運営者として知られ、彼の店は料理そのものだけでなく「体験」として設計されている点が特徴です。
マイアミでは和食の名店Makoto、フレンチ・アメリカンの人気店Pastisを展開。ニューヨークならBuddakanとLe Coucou、フィラデルフィアならParcとMorimotoが代表として挙げられます。ひとつの都市に偏らず、その街の文化に寄り添う店づくりができるオペレーターだということが、この顔ぶれからも伝わってきます。
運営品質がレジデンスの価値を左右する理由
館内レストラン以上の意味
ここで押さえておきたいのは、「館内にレストランが入る」という話に留まらないことです。Sixのような超限定レジデンスでは、日々の満足度を決めるのは細部。予約の取りやすさ、ゲスト対応の段取り、部屋食のスムーズさ。こうした運営の質が、住み心地の評価にそのまま跳ね返ります。とくにフロリダ不動産の上位帯では、完成後の“回り方”で差がつきやすい。
STARRが選ばれた背景
では、なぜSTARRが選ばれたのか。公式発表の範囲で読み解くなら、世界観の統一と、超富裕層が求める運営品質の担保——この2点が判断軸にあったと考えるのが妥当です(ただし推測の域を超えないため断定はしません)。Fisher Islandのような閉じたコミュニティでは、館内ダイニングが毎日の暮らしに直結します。外へ出るハードルが高い分、内部の質が生活全体の満足度を左右する。その意味で、実績・ブランド力・演出力を兼ね備えた運営会社の存在は、レジデンスの資産価値とも切り離せません。
館内で体験できる4つのダイニング
発表内容ベースで整理すると、館内の食体験は次の4形態が用意される予定です。
(※名称・提供範囲は今後変更の可能性あり)
① ウォーターフロント シグネチャーレストラン
ビスケーン湾の眺望を前提に設計される、いわば館の“メインダイニング”。夕方の水辺で食事を囲む時間は、この島の静けさと相性がいい。観光地の賑わいとは別の、落ち着いた贅沢が似合う場になりそうです。
② Chef’s Table(シェフズテーブル)
少人数向けのプライベートダイニング。ゲストを招く会食はもちろん、記念日の食卓にも使いやすい枠です。料理をつくる側との距離が近い分、食事が“イベント”になりやすいのがこの形式の良さですね。
③ Sunrise Lounge Café(サンライズ ラウンジ カフェ)
一日の始まりを受け止めるカフェ。エスプレッソ片手に湾を眺める朝、と書くとロマンっぽいですが、島の生活ではそれが日常のルーティンになり得ます。派手さより、毎日のコンディションを整える場所、という役割がしっくりきます。
④ インレジデンス・ダイニング(In-Residence Dining)
部屋食・ケータリングの枠。誰かを招いた夜にも、ひとりで静かに過ごしたい日にも使える。イメージとしては、ホテルのルームサービスよりも“住民の生活に寄せた”インハウス運営に近いです。
「住む人の1日」を想像してみる
朝はカフェでゆっくり始める。昼は仕事の合間に、コンシェルジュ経由で席を押さえる。夜は水辺のシグネチャーで接待か、家族の時間。週末はChef’s Tableで数人が集まって、食事そのものを楽しむ。今日は外に出る気分じゃない…そんな夜でもインレジデンスで完結できるのです。ここでポイントになるのが、島の中だけで暮らしが完結しても、不足感が出にくい設計です。むしろ、島の隔絶性と組み合わさることでプラスに転じる。Fisher Islandというロケーションに、この食の運営が噛み合う理由はそこにあります。

フィッシャーアイランドのアクセス事情
このレジデンスを語るうえで、島の地理的特性は外せません。フィッシャーアイランドへのアクセスは、基本的に専用フェリーかボートに限られ、一般道でつながっていない。つまり、外から気軽に入れない構造そのものが、プライバシーの担保に直結しています。言い方を変えると、この島は「不便」がそのまま「価値」に転換されている場所なのです。
館内ダイニングが生活価値に直結する理由
「ちょっと外に食べに行こう」がワンアクション増える環境では、館内の食の充実度がそのまま生活のクオリティに反映されます。今回のSTARR Restaurantsによる4形態のダイニングは、単なる付帯設備というより、島の性格と生活動線を前提に組まれた設計、と読むほうが自然です。
“レストランが入る”ではなく、「島に閉じた暮らしをどう豊かに回すか」という問いへの答え。ここが今回のニュースの芯だと思います。2月のマイアミは SOBEWFF(South Beach Wine & Food Festival) のように、街全体が食で盛り上がる季節でもあります。食の期待値が上がるタイミングに、「島の中でも最高水準を用意する」というメッセージが重なるのは、わりと象徴的です。
まとめ
超高級レジデンスでは、天井高や眺望、素材の良さは「強み」より「前提」になりがちです。差がつくのは住んだ後。コンシェルジュの動き、共用部の使い勝手、食事の予約導線まで含めて、日常がどれだけスムーズに回るか。運営の質が満足度や将来の評価に響く、という見方が強まっています。
その中でも「食」が効きやすいのは、頻度が高いから。さらにフィッシャーアイランドのように外出に一手間かかる環境では、館内の選択肢が充実しているだけで外出コストが下がる。だから今回のSTARR Restaurants参画は、「レストランが入る」以上の話として見ておきたいところです。
フロリダ不動産を見るとき、建物の迫力だけで決めるのはもったいない。豪華さは前提として、日常を誰がどうすごすのか。「運営」までセットで見てはじめて輪郭が出ます。シックスの続報は、その視点の大切さを教えてくれます。
マイアミは、ニュースを知るほど「面白い街」だと実感します。来週も現地から、リアルなマイアミ情報をお届けしますのでお楽しみに。
Rie Nakai
現地不動産エージェントだからこそキャッチできる
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Rie Nakai
Global Real Estate Advisor
The Audrey Ross Team at Compass
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Adresss: 4699 Ponce de Leon Blvd Coral Gables, FL 33146
Phone : 3057463651 Email : rie.nakai@compass.com
Website : www.miamirealestate.com
マイアミ不動産(日本語): https://rienakai.com/
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