888 Brickell 最新情報|Dolce & Gabbanaブランドレジデンス、セールスギャラリー公開!
August 15, 20252024年3月にお届けした「888 Brickell by Dolce & Gabbana」の記事では、“世界初のDolce & Gabbanaブランドによるレジデンシャル・ホテル”として発表されたこの超高層プロジェクトの概要や、斬新なデザインコンセプトをご紹介しました。
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当時は建築モックアップや完成予想CGが中心で、着工はまだ先の話――それでも、ブランドとマイアミの街が描くファッション性とホテルライクな快適さ、多文化交流が融合した新しいライフスタイル像は、多くの関心を集めました。
あれから約1年。現地ではついに取り壊し工事が始まり、着工に向けた準備が本格化。さらに、体験型のセールスギャラリーが公開され、来場者がVRや大型LEDを通して、未来の住空間をリアルに体感できるようになっています。
今回は、進展した最新情報と追加ディテールを交え、構想から実現へ向かう現在の姿をお届けします!
高さ1,049フィート・90階建て|「888 Brickell」プロジェクト概要
2024年3月、Dolce & Gabbanaが米国初となるブランド住宅プロジェクト「888 Brickell」を発表しました。本計画は高さ1,049フィート(約320メートル)、地上90階建て、全259戸の超高層コンデホテルスタイルを採用し、2028年完成予定。竣工すればマイアミで最も高いビルとなる見込みです。
外観デザインはStudio Sofieldが担当し、象牙色のトラバーチンとマットブラックの鋼材を組み合わせた垂直的なフォルムが特徴。室内には北イタリアなどからら厳選した大理石、特注金具や家具を配置し、ブランドの美意識を細部まで反映しています。多層階にわたる豪華そアメニティにはプール、スパ、屋内パドルコート、専用アプリによる24時間サービスなどを備え、ファッションと暮らしを融合させた新しい都市ライフスタイル像を提示しています。
2025年7月-ついに着工へ ▼ 着工率前進の兆し
2025年7月、建設予定地で取り壊し工事が正式に始動しました。現場では既存建物の解体が着々と進み、周辺には重機や資材置き場も整備されています。
今後のスケジュール見込み
- 2025年7月〜:既存建物の解体作業
- 2025年末頃〜:基礎工事の開始
- 2026年〜2027年:構造体・内装施工
- 2027年第3四半期〜2028年中頃:竣工予定
- 進捗に応じて:モデルルーム公開や販売促進イベントを段階的に実施予定
セールスギャラリーがオープン ─ 体験型展示施設が公開
2025年1月、マイアミ市内に「888 Brickell Dolce&Gabbana」のセールスギャラリーがついにオープンしました。ドルチェ&ガッバーナが手がける初の米国ブランド住宅プロジェクトの世界観を、来場者が五感で体験できるよう設計された特別な空間です。
ギャラリー内では、最新のVR技術や360° スクリーンを活用し、完成後の住まいを歩いているかのような没入感を演出。中央には高さ約3メートルの精巧なタワーモデルが展示され、建物全体の構造や外観デザインを立体的に確認できます。
さらに、展示スペースにはブランド特注の家具や高級素材のサンプルが並び、床材、キッチンカウンター、バスルームの石材など、実際の質感や色合いを直接手に取って確かめられる構成。来場者は、住空間のディテールから外観デザインまで、一貫したコンセプトをリアルに感じ取ることができます。
このセールスギャラリーは、単なる物件紹介の場ではなく、ラグジュアリーブランドが描くマイアミの新しい暮らしを体験できる拠点として注目を集めています。
設計と仕様最前線 ─ ラグジュアリーとホスピタリティの融合
「888 Brickell by Dolce & Gabbana」は、ブランドならではの美学を基盤に、居住性とホテル機能を高次元で融合させた設計が魅力です。
① 住戸デザインの多様性
室内は厳選された天然石や特注金具で統一感を保ちながらも、約11フィート(約3.3m)の天井高と、Bianco Striata・Nero Marquina・Giallo Imperialeなど4種類のカラーパレットを採用。これにより、各住戸が個性的な表情を持ち、好みに合わせた空間づくりが可能です。
② 柔軟な運用を可能にする「lockout機能」
特筆すべきは、ユニットの一部を独立したスイートとして分離できる“lockout”機能です。これにより、日常は自宅として使用しながら、必要に応じてホテルスイートや短期貸しに切り替えることができ、投資と居住の両立が現実的になります。
③ 外観デザインの存在感
建物外観は、象牙色トラバーチンとマットブラックの鋼梁が印象的な垂直フォルムで構成され、モダニズム建築の直線美とミラノのミッドセンチュリーデザインの洗練が融合。街並みに映えるランドマーク的存在感を放っています。
こうした3つの要素によって、888 Brickellは単なる高級レジデンスにとどまらず、「使い方までデザインされた住まい」という新しい価値を提示しています。
ハイブリッド運用で広がる可能性──「888 Brickell」投資戦略
「888 Brickell Dolce & Gabbana」は、発表からわずか4か月で全259戸のうち約30%が成約済みと、順調な販売ペースを記録しています。支払いスケジュールは以下の通りで、建設の進行に合わせて資金を段階的に配分できます。
- 契約時:20%
- 着工時(2025年第4四半期予定):10%
- 上棟時(2027年予定):20%
- 引き渡し時:50%
投資家にとって注目すべきは、ホテルプログラムと居住を両立できる運用モデルです。オーナーはユニット全体または一部をDolce & Gabbanaホテルプログラムに登録でき、運営はHighgateが担当。収益は50/50で分配されます。また、自主管理や代理管理も選択でき、短期・中期賃貸にも柔軟に対応可能です。
さらに、ハイブリッド型レイアウトを採用しており、住戸の一部を独立スペースとして仕切ることで、自宅利用と賃貸運用を併用できます。この設計は、マイアミで不足している高級ホテル需要を補いながら、安定的な稼働率と収益性を確保できる点で、大きな投資価値を持っています。
参考価格・収益試算(1ベッドルーム/約106㎡)
- 価格:約250万ドル
- 年間想定収入(稼働率66%):約22万9,000ドル
- ホテルプログラム利用時の純利益:約6万2,000ドル(キャップレート約2.5%)
- 自主管理時の純利益:約11万8,000ドル(キャップレート約4.8%)
1ベッドルーム投資シナリオ比較
- HOA(管理費):$1.99/sqft(年間$27,318.72)
- 収益シミュレーション(稼働率:約66%)
- 繁忙期(11月~5月):$1,100/泊 × 20泊 × 7ヶ月 = $154,000
- 閑散期(6月~10月):$750/泊 × 20泊 × 5ヶ月 = $75,000
- 年間想定収入(合計):$229,000
- 繁忙期(11月~5月):$1,100/泊 × 20泊 × 7ヶ月 = $154,000
- ホテルプログラム利用(50%手数料)
- 年間経費合計:約$166,818.72
- 年間純利益:約$62,181.28
- キャップレート:約2.49%
- 年間経費合計:約$166,818.72
- 自主管理または代行(20%手数料)
- 年間経費合計:約$110,118.72
- 年間純利益:約$118,881.28
- キャップレート:約4.76%
- 年間経費合計:約$110,118.72
構想から始動へ──888 Brickellが描く未来図
Dolce & Gabbana初の不動産プロジェクト「888 Brickell」は、セールスギャラリーの公開と販売の順調な進行により、構想段階から“現実”へと着実に歩みを進めています。マイアミ中心部にそびえる未来のランドマークが、その姿を少しずつ現し始めました。
ブランドの美学を空間で表現し、ハイブリッド型レイアウトやホテルプログラムを通じて投資と居住の両立を可能にする設計は、高級住宅の概念を大きく塗り替えるポテンシャルを秘めています。さらに、マイアミで不足する高級ホテル需要を補完しながら安定的な収益を見込める運用モデルは、世界中の投資家から注目されています。
今後は建設フェーズの進展や販売スピード、そして完成後の街へのインパクトがどこまで期待を上回るのか──そのすべての動きが注目の的となるでしょう。続報は本ブログで随時お届けしますので、ぜひご期待ください。
Rie Nakai,


