Deauville跡地に新タワー計画始動|Foster + Partners×Terraによる新ランドマーク誕生へ!

July 4, 2025

マイアミの街は、今も新しい動きが絶えません。今回は、そんなマイアミの中でも注目を集める新開発情報をお届けします。

マイアミビーチといえば、ビーチのきらめきやアールデコ建築、そして歴史的なホテルが並ぶ独特の景観で知られています。その中でも、長年多くの人に愛されてきた「Deauville Hotel(デューヴィル・ホテル)」の跡地で、いま大規模な再開発プロジェクトが本格的に動き出しました。

設計を手がけるのは、世界的に名高いイギリスの建築設計事務所「Foster + Partners」。さらに、開発をリードするのは南フロリダを拠点とするTerra Group(テラ社)です。歴史と革新、地元の思いが交差するこの再開発。果たしてどんな新しいランドマークが誕生するのでしょうか。この記事では、その背景から今後の展望まで、最新情報をわかりやすくお届けします。

マイアミビーチ伝説のホテル「Deauville」の歴史と再開発の背景

1957年にオープンしたDeauville Hotelは、長らくマイアミビーチの象徴的な存在でした。美しい曲線を描く建築デザインや豪華なロビーはもちろん、なんといっても有名なのは「ビートルズがアメリカで初めてテレビ出演した舞台」という伝説的エピソード。ほかにもエルヴィスやフランク・シナトラなど、多くのスターがこの場所を訪れています。

時代の流れとともにホテルは老朽化し、惜しまれつつ2022年に解体。しかし、その歴史的価値や思い出を守りたいと保存運動も続き、何度か再開発案が住民や文化団体の反対で却下されてきた経緯があります。

そんな中、地元の実力派デベロッパー「Terra Group」が本格的にプロジェクトに参画。テラ社は、マイアミを中心に多くの高級レジデンスや複合開発を手がけてきた会社で、「地域と調和した開発」を重視してきた実績があります。今回は、伝説のホテル跡地にふさわしい、新たな街のランドマークを生み出すため、設計にFoster + Partnersを起用し、地域社会と行政の橋渡し役を担っています。

Foster + PartnersとTerraによる新タワーの全貌

今回の再開発でタッグを組むのは、世界トップクラスの建築設計事務所「Foster + Partners」と、マイアミを拠点とする実力派デベロッパー「Terra Group」。

Foster + Partnersはロンドンに本拠を置き、アップル・パーク(Apple本社ビル)や香港国際空港、ロンドンのガーキンビルなど、世界中で先進的かつランドマーク性の高い建築を手がけてきました。彼らの設計哲学は、「革新と環境調和」「都市景観と歴史をつなぐ」ことに強いこだわりがある点です。

一方、Terra Groupは南フロリダの都市開発をけん引する地元企業。高級レジデンスから複合型コミュニティまで、街の個性や歴史を大切にしながら新たな価値を生み出すことを重視しています。今回は歴史と現代性が交差するデューヴィル跡地で、地元愛あふれる“誠実なものづくり”を実践しようとしています。

今回その両社によって計画されている新タワーは、高層住宅(コンドミニアム)、ホテル、そしてパブリックスペースを融合させた複合施設。建物のデザインには、1950年代のDeauville Hotelが持っていた独特なペデスタル(基壇部)や曲線モチーフを一部復元し、過去の記憶を現代建築に溶け込ませています。

加えて、ビーチ沿いの立地を活かし、マイアミビーチの景観と調和するフォルムや配色を採用。住民や文化団体から寄せられた「歴史や景観への配慮を求める声」にも真摯に向き合い、建物だけでなく“街全体のランドマーク”としての存在感を目指しています。

公共インフラと地域社会への多面的な貢献

この再開発が評価される理由のひとつが、「単なる建て替え」ではなく、地域の暮らしやすさ・文化振興まで視野に入れている点です。

まず、歩行者のためのアクセス強化。新設される2本の歩行者通路がビーチウォークへと直結し、地域住民や観光客がビーチまで快適にアクセスできるようになります。また、公共駐車場150台分の整備、水害対策のためのインフラ強化も進められ、住民の日常利便性や安心感も向上。

さらに注目すべきは、Byron Carlyle文化センターへの約750万ドルの寄付。地域文化施設の再生・活性化をサポートすることで、住民や子どもたちが芸術や学びに触れられる機会を増やしています。ほかにも、公共広場の新設や街区の再編など、地域経済・コミュニティに多方面で好影響をもたらす計画となっています。

一方で、住民や文化団体からは「アーチ型ファサードを残してほしい」「歴史的な意匠をもっと活かしてほしい」といった声も根強く存在します。今回のプロジェクトは、そうした地域の要望を真摯に受け止めながら、“地域のためになる再開発”を目指すチャレンジでもあります。

歴史をつなぐ新プロジェクトの現在地とこれからの行方

デューヴィル再開発プロジェクトは、2025年6月にマイアミビーチ市議会でついに最終承認を獲得しました。ただし、今後は歴史保存委員会によるさらなるデザイン・保存要素の審査も残されており、「旧ホテルのファサード保存」や「基壇部の復元」など、細部まで議論が続く見込みです。

このプロジェクトには、地元デベロッパーのTerra社と、世界的な建築設計事務所Foster + Partnersがタッグを組み、「地域と共に育てるランドマーク」をつくるという強い思いが込められています。住民や文化団体も積極的に対話の輪に加わっており、“街の記憶”を大切にしつつ、新しい価値をプラスする姿勢が特徴です。

これからは、建設段階やさらなる景観・文化調整が進みますが、Deauville新タワーが目指すのは「過去と未来が調和するマイアミビーチらしいまちづくり」。歴史を継承しながらも、ホテル・レジデンス・公共空間が一体となった新しいランドマークは、地域に誇りと活気をもたらす存在になりそうです。

【プロジェクト概要】
ホテル&高級レジデンス(間取り詳細は今後公開予定)
プロジェクト名:Deauville Redevelopment(デューヴィル再開発プロジェクト)
住所:6701 Collins Ave, Miami Beach, FL 33141(旧Deauville Hotel跡地)
開発者:Terra Group(デイビッド・マーティン率いる)
設計:Foster + Partners(イギリス)
用途・内容:高層レジデンス、ホテル、公共スペース、広場、ビーチウォーク、駐車場(約150台)、一部歴史的意匠の復元
完成予定時期:歴史保存委員会審査を経て、着工・竣工時期は未定(2020年代後半〜2030年頃目安)
アメニティ・アクティビティ:
歩行者用通路(ビーチウォーク直結)
パブリックプラザ・緑地
公共駐車場
Byron Carlyle文化センターへの寄付

Rie Nakai,

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