Key Biscayne邸宅の内部とは|フロリダ不動産市場でも希少な空間の全貌!
May 13, 2026
前回の記事では、映画『Scarface』のロケ地として知られるKey Biscayneの邸宅が約2億3700万ドルで売りに出されたニュースをお伝えしました。ニクソン元大統領ゆかりの土地という背景も重なり、マイアミ不動産市場でも異例の話題となっています。
今回はその続報として、邸宅の内部空間に焦点を当てます。格子天井が広がる主寝室、プロ仕様のキッチン、映画のシーンそのままのガラスエレベーター、大型ヨットが係留できるプライベートマリーナ。価格と知名度だけでは見えてこない、この邸宅本来のスケールを見ていきましょう。
マイアミ不動産市場でも異例の規模|約9,600㎡のウォーターフロント
物件の住所は485 W Matheson Drive, Key Biscayne。マイアミ中心部から車で15〜20分、ビスケーン湾へ大きく開く島内でも希少なウォーターフロント邸宅です。
敷地面積は約9,600㎡。ウォーターフロントは約263mと、湾岸エリアでも群を抜いたスケールです。マイアミの高級住宅市場では水辺への距離と眺望が価値を左右しますが、ここまで海に接する間口が長い邸宅は、南フロリダでもかなり限られます。海側には視界を遮る建物が少なく、リビングやテラスからビスケーン湾とダウンタウンの両方を見渡せます。昼間の海の青さと、日没後の夜景まで、時間と季節によってまったく違う景色を楽しむことができます。
約1,070㎡・3フロアの邸宅空間
居住面積は約1,070㎡。オーナー申告による総延床面積は約1,254㎡とされています。
建物は3フロア構成で、5ベッドルーム・8バスルームを備えます。ジムスペースは6つ目のベッドルームへの転用も可能です。一般的なラグジュアリーホームというより、小規模なブティックリゾートに近い広さといった方が正確かもしれません。 各室の間にゆとりがあり、大人数を招くレセプションにも無理なく対応できます。ゲスト滞在を前提にした間取りの柔軟性も、この邸宅の特徴のひとつです。
約7.3mの吹き抜けとガラスの壁
邸宅に入ってまず感じるのが、天井の高さです。約7.3mを超える吹き抜けは、一般的な高級住宅と比べてもかなり大胆な設計です。
リビングにはガラスウォールを大きく取り入れており、南フロリダの自然光が惜しみなく差し込みます。床には大理石を使用。白を基調とした空間に海の光が反射し、屋内にいながら屋外との境界が薄れていく感覚があります。
リビングからダイニング、キッチンまでの動線は広く開放的で、視線を遮る壁が少ない設計です。昼間は明るく軽やかな印象ですが、夜になると照明と湾の反射が重なり、空間の雰囲気がまったく変わります。
映画『Scarface』の記憶が残る|保存されたガラスエレベーター
この邸宅を語る上で外せないのが、ガラスエレベーターです。映画『Scarface』(1983年)の中で、主人公トニー・モンタナが初めてフランク・ロペスの屋敷を訪れるシーンに登場します。Michelle Pfeiffer演じるエルビラがそこから降りてくる場面を覚えている人も多いでしょう。
エレベーターは現在も保存されており、1980年代のマイアミ建築らしいガラスと金属を組み合わせたデザインがそのまま残っています。
プロ仕様のキッチンと開放的な主寝室
キッチンはステンレスを多用したプロ仕様に近い設備構成。複数口のガスバーナー、業務用の大型冷蔵庫、ウォールナットのオープンシェルフが並ぶ空間は、大人数のエンターテインメントを前提にした設計で複数人が同時に動ける広さが確保されています。
主寝室は2階に位置し、格子状の白い天井が印象的な空間です。床は光沢のある白系の素材で仕上げられており、室内全体が明るい印象です。バルコニーへ続くガラスドアを開けると、ビスケーン湾とマイアミのスカイラインが正面に広がります。隣にくつろぎのスペースも設けられており、ひとつの独立したスイートのような構成になっています。

1階のゲストルームもビスケーン湾に直接面しており、大きなガラスドアの先に湾とスカイラインが広がります。デスクスペースも設けられており、滞在しながら仕事ができる環境が整っています。
テラスへ続く屋内外の構成
テラスへ続く屋内外の構成
リビングから外へ出ると、大型テラスが広がります。屋内外を自然につなぐ設計は、南フロリダの高級住宅に共通するアプローチです。
気候の良い季節には窓を開けたまま過ごすことを前提にした構造で、海風がそのまま室内へ入ってきます。ダイニングエリアと屋外スペースの距離も近く、パーティー利用との相性も良好です。この規模のウォーターフロント邸宅は、住居でありながら迎賓空間として機能するよう設計されているケースが多く、本物件もその典型といえます。
屋外設備とマリーナ|ピアノ型プールから大型ヨット係留まで

ピアノ型のソルトウォータープールは南国らしい植栽に囲まれ、夜間は照明が加わって昼とは別の顔を見せます。プール横にはカバナバスも配置され、長時間のゲスト滞在にも対応できる構成です。
プライベートマリーナはもともとニクソン元大統領時代のヘリパッドだった場所で、現在は全長約60m以上の大型ヨットの係留に対応しています。3相電源を完備し、約3,160㎡の水中所有権(submerged land rights)も含まれます。湾岸邸宅でも珍しい条件で、マリーナ運用や海側利用の自由度が高い点が、超富裕層市場での差別化につながっています。

まとめ|フロリダ不動産市場で特別視される理由
Key Biscayneはマイアミ本土から橋でつながる小さな島です。新規開発できる土地が限られており、8,000㎡を超える大型区画は現在のマイアミ市場でもかなり限られます。長期的に見ても供給が増えにくい構造です。島内は落ち着いた住宅街が中心でありながら、Brickellやダウンタウンまで車で15〜20分という利便性も確保されています。静かな海辺環境と都市アクセスを同時に持つ。「都市型リゾート居住」という表現がもっとも近いかもしれません。
この邸宅は、映画『Scarface』の知名度で語られることが多い物件です。ただ、実際に内部を見ていくと、ストーリーはそこだけに留まりません。プロ仕様のキッチン、湾に開く主寝室、開放的なテラス。どの空間も、暮らしの質に向き合って設計されたことが伝わってきます。大型ウォーターフロント、プライベートマリーナ、水中所有権という条件と合わさり、フロリダ不動産市場の中でも独自のポジションを持つ邸宅です。
今後の取引の行方が、超高額市場の一つの指標になりそうです。
Rie Nakai,
物件概要
本物件は、私Rie Nakaiが担当しております。詳細はこちら、またはお気軽にお問合せください。
- 所在地:485 W Matheson Dr, Key Biscayne, FL 33149
- 価格:$237,000,000(約355億円)
- 敷地面積:約9,600㎡
- 居住面積:約1,070㎡
- 延床面積:約1,254㎡(オーナー申告)
- 間取り:5ベッドルーム/8バスルーム
- 階数:3フロア
- 築年:1981年
- ウォーターフロント:約263m
- 固定資産税:$716,882/年
- HOA:なし
- フラッドゾーン:AE
- 主な設備:ガラスエレベーター、ピアノ型ソルトウォータープール、カバナ、プライベートマリーナ、フルステンレスキッチン
- ヨット係留:最大約60m級対応
- 水中所有権:約3,160㎡
- 備考:映画『Scarface』ロケ地、旧Winter White House関連地
- Google Map:https://maps.google.com/?q=485+W+Matheson+Dr+Key+Biscayne+FL
あわせて読みたい関連記事: 「映画『Scarface』の舞台が約355億円で売りに出た――フロリダ・キー・ビスケーンの伝説邸宅」
現地不動産エージェントだからこそキャッチできる
最新のマイアミ不動産情報や、お得な裏情報 も随時発信中です!
. 
Global Real Estate Advisor
The Audrey Ross Team at Compass
Japanese | English | Luxury | Investment | Miami
Adress: 4699 Ponce de Leon Blvd Coral Gables, FL 33146
Phone : 3057463651 Email : rie.nakai@compass.com
Website : www.miamirealestate.com
マイアミ不動産(日本語): http://rienakai.com/
日本人不動産 / アメリカ / フロリダ / マイアミ / 不動産 / 投資物件 / バケーションハウス /
ペンション / ラグジュアリー / フロリダ物件最新情報 / 海外不動産 / 日本人マイアミ生活 /
アメリカ移住計画 / 日本人不動産エージェント / 海外不動産投資 / マイアミライフ / マイアミビーチ/
マイアミ投資物件 / アメリカ不動産 /マイアミ日本人不動産 / アメリカ 不動産 2026 / マイアミ 高級コンドミニアム / キービスケーン / 映画 Scarface / 映画ロケ地 / Key Biscayne / スカーフェイス / トニー・モンタナ / Tony Montana / ミシェル・ファイファー / Michelle Pfeiffer / オリヴァー ストーン / ブライアン・デ・パルマ / Brian De Palma



